トリプレット
フォトスタジオでは様々なレンズが使用されいるが、その殆どがこのタイプが基本となって製造されており、一枚の両面の凹レンズが二枚の凸レンズに挟まれた形の方式を言う。これは1894年、イギリスのテーラー・テーラー・ホブソン社のテーラー(H.D.Taylor)が発明した物で、後に発売元となるクック社(Thomas Cooke & Sons)が3群3枚構成であることからクックトリプレット名付けられる。その後の流通の中でこのタイプをトリプレット(Triplet type lens)と呼称され、Triplet type lensは、設計上の自由度の数(六面)と、photo lensとして必要な数(色収差、コマ収差、非点収差、球面収差、像面湾曲、ディストーション、)とが、一致する構成となっており、無理な明度や焦点距離を要求しなければ、充分満足の出来るレンズの設計が出来る。非常にシンプルな形式で有るにも関わらず、基本的には、全収差が補正可能な為、トリプレットタイプはフォトスタジオ仕様のレンズに限らず、あらゆるカメラレンズの基礎となる形式となった。
トリプレット:
単玉lensを第一群から凸・凹・凸に置いた物 ・・・この構成を持つレンズの代表的な採用例として、シュナイダー・クロイツナッハ(Schneider Kreuznach )のラジオナー、カール・ツァイス(Carl Zeiss )のトリオター、 日本光学のニッコールNikkor Q 105mm f4 などが挙げられ、現在の主流となるPhotographic lensの基礎となる形式を作った。

