標準 : 中型、大型
フォトスタジオは現在、急速なデジタルの普及によって、フィルムの普及率は大変低い。従来、コマーシャル撮影分野ではクライアント立会いのもとにその撮影が遂行される為、撮った画像の良し悪しはその都度確認が必要となり、撮る毎に評価をもらい、意向に沿う物に仕上げる様、幾度かポラロイド撮影を行いその後、本番に挑む体制を採っていた。この場合、35ミリフィルムでは描写面積が狭い為、画像確認がしずらく、その為普及したのが(それだけの理由ではないが、、、、)6×7センチ(一般にロクナナと呼称)や4×5インチ(一般にシノゴと呼ばれている)フィルムで、これに対応する機種が中型、大型のカメラで有る。従って、コンピューターが普及し、デジタル化が進むまでの広告分野での画像製作をすることを前提とするフォトスタジオの殆どはこれらが仕様され、中型、大型ともに専用レンズを有し、やはり、広角、標準、望遠などと言って区別されている。
「ロクナナ」で焦点距離が90mm「シノゴ」で150mm付近の物が標準とされている。
従来のコマーシャルスチルフォト製作会社では、設備投資の多くはこのレンズ群に費やされており、このレンズ群を使ったノウハウそのものがその社の独自のセールス商品で有ると言え、その為コンピュータが普及した昨今に於いても、これらを使うことを前提としたデジタルシステムが組まれているケースが多い。


【上記掲載画像】 左:トレンドの先端をいくシステムローライリフレックス 6000システム 右:珠玉の名品 Nikkor Lenses

