広角
フォトスタジオ内に於いて、主にこのレンズを使用する場合、その特性からイメージ重視のフォトグラフを制作する場合に多く、それは遠近感の表現に於いて敏感な反応を示す為と言える。
定義
この《 wide lens , wide angle lens 》を辞書で紐解くと、「標準的なものより焦点の距離が短く、画角(カメラで、フィルム面やイメージセンサーに撮影できる範囲)が普通60度以上ある物。」とあるが、明確な定義は存在していないと言えるだろう。ただ、ライカ社では焦点距離が35mmmより短い物が広角に属するとされており、対角線画角63度を意味する。これが起因その値以上を広角系レンズと呼ばれる事が多い。
効果
カメラと被写体の距離関係が強まる。パースペクティヴ( perspective, 遠近感)は立体を表現する要素と考えられ、これを誇張することによって、被写体の形がデフォルメされて写り、よりイメージする画像へと近づけることが出来る。例えば、狭い空間を非常に広く見せたり、低いビルを高く見せるなどの初歩的な表現方法に留まらず、被写体とカメラの距離の微調整によって、様々な立体表現が可能となる。
機構
一眼レフカメラ用では、その構造上レンジファインダーと同設計では、バックフォーカスの距離に於いて問題があり、前面に凹玉を使うレトロフォーカスタイプの構成が採用されている。
又、近年のwide lensでは近接時の描写性能の向上の為、レンズ群の一部を移動させるフローティング機構を採用している物が多い。
以上、フォトスタジオでの特定のカテゴリーではあるが、そのワークフローに於いて、表現領域の死活を制する重要なツールるであるこの 『wide angle lens』について述べたが、フォトスタジオ内に留まらず、屋外撮影に於いてのスナップ撮影等にも多用される。手ぶれを起こしにくく、被写界深度が深い特性持つこのレンズはパンフォーカス撮影にも適しており、活用性の高い物として広く活用されている。(文責:フォトスタジオ philosophy)
canon ef lens EF24mm F1.4L II USM
薄暗い室内や光量不足の場所で活躍、F1.4の大口径・wide lens。

