フィルム

フォトスタジオに於いてこの用語を使用する殆どの場合は、アセチルセルロースやポリエステルなどの透明薄膜上に感光乳剤を塗布し、感光材料又はそれを現像した陰画や陽画を指すのだが、一般に使われる場合は「シート」「膜(メンブレン)」「箔」等が同義語として挙げられる。これらの区分は明確には定義されていないが、慣用語として使い分けられており、製造者や発明者が便宜上の名づけ名称としてそのまま呼ばれるケースが多い。しかし、敢えて分類するのであれば、下記に示す分類法が挙げられる。

素材

  • フィルム、シート・・・高分子原料を使用して人工的に製作し、これに対しての呼称。但し、紙などの繊維状の物を原料として積層して製作される物を「シート」と呼ばれる場合もあるが、非常にめずらしいケースである。
  • メンブレン・・・・自然物から概念的なものまでを含む広範囲に及ぶ包括的用語。
  • 箔・・・一般的には金属原料を極めて薄い膜状にした物を指し、それに限定する傾向がある。

形状

一般に、成型された後の形状として薄膜状の構造を成り立たせている物を指し、その基盤から単独では分離不可能なものは、「膜」や「層」等と言った表現で呼ばれることが多い。

上述の様に、フィルムと言う用語は様々な分野に於いて活用されているが、最も日本語として頻繁に使用されているのが、フォトスタジオ分野に於けるフィルムであり 、それを熟知するに当たって、必要な事項として大別すると下記が挙げられる。

◇ サイズ   ◇ タイプ   ◇ 感度